2018年7月8日日曜日

迷い 脚本進行メモ1

成果展があって一旦脚本を休んでからいろいろ仕事が重なって全然書けてないんだが、短編として出来上がった「1/3の発光」の作風と、本編の長編映画の作風とのギャップ、そしてまたその間に今回のオウムのことも含めて改めて作品の方向性とかを考えさせられている。自分の中にあって避けられない、いわばドストエフスキー的問題、というと、また胆略的言い方だが、それはやはりあって、今回もそいつと対峙せねばならんのかな?と・・。映画を単に映画的にやったほうが良いはずだろうにな。内容のそれこそ何分の一かはその要素があるから余計揺れているワケだ。どちらにせよオレの映画はオレの映画になるだろう、小規模でやるからこそ、やれる作品があると言い聞かせてやるか・・くそ、ハラ立つな~この歯痒さ。まあそういう時こそ観客の心情を考えるか。それが迷いの一番の突破口、なのかもしれない。










「1/3の発光」(11min 2018 作 吉本直紀)
photo by Yasuyuki Kasagi