2026年8月23日日曜日

韓国・仁川①

 あっという間にもう明日で展覧会も最終日になってしまった。こうしてみると最初に撮った成田の写真がえらく懐かしい。2枚目は空港に降り立った時に最初に目が合った仁川空港の空港スタッフ。滞在先はドンアンという町で、日本で数週間前に予約した格安モーテル。ここが予想以上にとても良い。その日の夜は二人展韓国アーティストであるZOOさんに韓国チキンをご馳走してもらった。彼はいつも多忙でとても良い人なのである。翌日はZOOさんがインストールにてんてこ舞いなので、こちらは今回初デビューとなる陶器作品をのせる台を白くペイントして、そのあとはラストシーンの場所を決めるための町散策に徹した。インストール2日目は壁に写真を貼り、ディスプレイの位置を決め、作品のラストシーンを撮り、モーテルの冷蔵庫を台にした編集機で遅くまで仕上げの編集。



翌る日、オープン前に作品を間に合わせる。が、他の作品の音に負けてヴォリュームを上げる必要が生じてモーテルに引き返す。平日ということもあってお客さんはまだだったのでとりあえずセーフだった。午後に黄金町で知り合った韓流バンドKYLYのリーダー ウガンがご来場。夜はブチョンに出てウガンと数時間深くいろいろ話す。ブチョンも滞在先のドンアンも昔の日本みたいで、黄昏時にぶらぶら歩いてると夢の中を彷徨ってるみたいな感覚に襲われる。金曜は韓国の若いキュレーター陣2人による仁川ツアーでキュレーター、アーティストの5人で町を回る。日本統治下だったころの古い建築物やマッカーサーの像、また当時の日本人によって作られた大原隧道より少し古いゲートを見たりした。その日の夜は今回のキュレーターキムさんに焼き肉をご馳走になる。やっぱり本場で食べる焼き肉はぜんぜん違う。で土曜の本日はトークイベント。土砂降りのなか、黄金町で知り合ったアーティスト インスタントコーヒーのジンとサニーが来てくれて、ギャラリーのそばにある激安な現地労働者たちが集う韓国家庭料理屋でバイキングランチ〜こういう観光ぽくないのも実に良い。土砂降りが続いてもトークイベントの席はとりあえず埋まった。モデレーターをして頂いたキュレーター リムさんによる質問に答えて無事終了。皆さまお疲れさま。終わって近くのビール醸造所でジンと2人でいろいろ話す。ジンは韓国人なのだが、カナダ育ちなので英語は完全ネイティブ。彼は東洋人そのもののルックスなのだが彼から発っされる英語はネイティブの上、考えてることをなんでも話す感じが至極天才肌で、そういう動作言動を見ているだけでも飽きない人物なのだ。また彼等は野良犬だった大小の犬たちを5匹も拾ってあげて、その日も連れて来てた。そんなワケでビールのあとは犬の散歩に付き合って夕方の雨上がりのピカピカした仁川の古町を5匹の犬たちとともに観光客の目線をがんがん奪いながら練り歩いたのだった。とてもオモロい時間を過ごした。


そうこうしているうちにあっという間に明日で展覧会最終日を迎えてしまった。さてさて。