2006年1月24日火曜日

スッコロ 2

またしても、今度はバイト作業中こないだふった雪の跡の凍った地面に足滑らしてすっころんだ。右ひじをちょい強めに打った。作業終わってから少しして筋が気になる感じ。マイッタよ。こういうの適当にほっておくとあとで後悔する。しかし、転ぶとき転び方がなんかコントみたいだなと思い笑いながら転んだ。 それにしても凍り地面はやく溶けネーかな。つーかこんな時期に清掃やるほうがどうかしてるぜ、しょーがネーけど。

雪は大好きだけど、やっぱ大変だな。オレ青年期の殆どはアメリカのアリゾナとかロスアンゼルスにいたから雪とかやっぱ嬉しいのね、砂漠地帯に10年近くいたから。だから雪だけじゃなくて、日本の春や秋は本当に素敵だと思う。キレイだね~。

写真はつぶれる前に成瀬巳喜男特集してた銀座並木座。イイ映画館だったナ~。この頃はよくカメラ持っていろいろ撮った。もちろんフィルムでね。こんときなに見たっけな、たしか、『乱れ雲』と『女が階段を上がる時』だったかな。成瀬は『浮雲』本当に素晴らしいけど、意外と『乱れ雲』も好きなんだよな。やはり、じっくり男女を描いてる。壮大な溝口と違ってもっとモダンで現実的に男女を描くんだよな。その独特な時間のかけ方で語られる男女のやり取りのなかに溝口や小津にないエロティシズムがあるのかも。ほかのどの監督より現実主義的な演出は仕事をきっちりこなす彼の職業意識を超越した、生き方、みたいのがあるのかもしれない。小津でさえあそこまできっちりしてない。ていうか、小津も溝口も黒澤もみんな「オトコの子」がみんな持ったロマンがある。でも成瀬巳喜男はホントの意味で淡々としてる。失敗するとチープだけど、成功するとそのチープさがモダンと化する。

うまく言えないけどね(笑)。