2009年9月27日日曜日

とりあえず、脱稿


ここ数ヶ月かかって取り掛かっていた長編映画脚本の第1稿がようやく書き終わった。
400字詰めで104ページ。正味1時間半~2時間弱の作品かな?

べつに毎日片時も離れず取り掛かってたワケではなく、人生他にもいろいろあんので(笑)、思いついた時に書いてた感じだが。。。
そもそもことの始まりは、もうかれこれ5年前に黒沢コンペにノミネートされた『ドライ』という作品の長編バージョンできないかな?というところから始まった。 でもプロットはできてても、とくにそれ以上進めることもなく、その2年後に改めて長編脚本として書こうとなって、月2回のシナリオ研究会を開き、聞き手も交えての再執筆となったのだった。
しかし、その年の夏に『吸血』を撮ることが決まったので離れてしまい、また急遽『ファラヲ』の撮影が決まったり、他の仕事が入ったりと、すっかり手をつけられないまま時が過ぎていった。 たまに思い出してもべつに手をつけることもなく、「まあ、いつかやろう」と思ってたくらいだったが、ようやく今年の中盤になって、某脚本コンペの情報得て、改めて書くことになった。

ついこないだまで題名を『パステル』としてたけど、数週間前に『匣人 HAKO-BITO』という題名に改題した。漢字のあとにローマ字って良くありがちなんだけど、まあ、読めない人もいるだろうし、いいかな?(笑)。 最初は『ドライ-ロングバージョン』という仮題で、そのあと題名が『瓦礫の信者』(笑)、で、硬いから『パステル』にしようとなったけど、それもどうも違うので、いろいろ考えた末、『匣人』となった。
画像は今回書くために使った構想やら箱書きシートやらで、実際の原稿はほぼ半分がデスクトップPC、もう半分は借りているノートPCで書いた、あと、とくにクライマックスの辺りは原稿用紙に手書きで書いたのをあとでPCで書き込んでいった。 メモ帳も持ち歩いていつでもアイデアを書き込めるようにした。 ノート(紙)は主に作品の構成を整えるために使った。

これから1~2日で読み直し第2稿を書く。
いろいろ練って書いたから全体的にブレはないと確信している。 だから第2稿は細かい部分の修正で済むだろう。
なんにせよ書きあがってホッとした。