2009年10月30日金曜日

起床


あ~ぁ、目が覚めちまった、時計は朝の5時。
こういう時はたいがい、隣近所のバタバタで起こされている、今日この頃。オレが住んでるアパートは半分が東大生らしい、学生ってのはいつもそういう事情なんだな・・。
しかし最近、生活に新展開あり、グダグダになっているここ数ヶ月(・・いや、数年か? 笑)の生活を復興するのに日夜調整中。気分的には初めて駒場へ移ったときの感覚に、やや近い。 もっと努力してあの状況へ自分自身を引っ張り上げなきゃいけない。いや、あれ以上にだ。あの頃の精神でやり抜かなければ重い重い日々日常に押し潰されてしまう。 結局一番怖いのが人からの誘惑で、自分は一般とは違う境遇だ、ということを認識しながらも、それと分単位で常に向き合い、言い聞かさなければ現実の支配者(Master of Reality)の魔の手にいとも簡単に流されてしまう。 オレの血に爛々と漲るブルジョアの血に、熱した真剣を突き刺さなければ、周りは隙さえあれば潰してしまおうと秒単位で迫ってくる・・。
それだけ「今」という時は目の前にいながらもボンヤリと流れて行きやがる、けったいな産物だ。
なにはともあれ、人間は自分の弱さを知った時こそ、強くなれるものだ。 オレはここ数年、それを忘れていた・・・、というか誘惑に流されすべてが滅茶苦茶になってしまったんだな。洪水で建造中の家が完全に流れていってしまったような・・・(笑)。 だがまた建てれば良い、建てるぞ、自分の、精神の家を。

近況の、報告
  • 寺嶋さん  愛知芸術文化センターのオリジナル映像作品企画の本年度の映像作家に選ばれた寺嶋真理さんの映像制作をここ数ヶ月手伝っている。デジタル処理の箇所を数シーン。ひょんなことで知り合いになって、彼女は『ドライ』の黒沢コンペにも足を運んでくれたりして、数少ない映像作家の友人である。来年の『吸血』の上映会では寺嶋さんにもゲスト参加してもらおうと思っている。
  • 浅草署(10.5)  11月の『吸血』」リバーサイドホール上映会で野外受付の件を聞きに雨の浅草へ。駅からちょっとした距離にある。帰りは雨の中神社に向かい、その周辺をぶらぶらと歩く。歩きすぎて足がびしょ濡れ(笑)
  • 旅とあいつとお姫さま(10.10)  座・高円寺で上演されていた子供向けお芝居。といっても充分大人も楽しめる素敵な舞台だった。オレ基本的にああいうファンタジーもの大好きだから、と~っても楽しめた。最後のキラキラも映画観てるみたいで、何度も見たい作品だった。 出演者の楠原竜也くんとは勝部知子ちゃんのC.I.co.発足時から知り合いで、今回挨拶できなかったけど、数ヶ月前、偶然、駒場東大前の駅で数年ぶりにはち会って、その時「オレ明日からイタリヤ行くんですよ」なんて言ってた。で、今回彼の上達した動きを見、演出家がイタリヤのテレーサ・ルドヴィコ氏ってことで、合点がいった。パンフレット見たら彼女の元で稽古していたらしい。担当の近藤さん曰く、来年もやるそうだからまた見たいな。
  • ゴールドコンサート(10.12)  毎年恒例の中根さんのお仕事収録。初めてのキャノンのHDVカメラは少し手こずったけどとりあえず無事終了。今年は撮影班人が多かったから搬出搬入も楽でいつもみたいに終わってどっと疲れなかったナ(笑)。
  • 『吸血』打ち合わせ(10.21)  御茶ノ水で『吸血』運営実行委員の打ち合わせ。初めて感じた充実感!(笑)