2006年9月7日木曜日

ん・・ぅ

撮影やってるとなかなか人に言いたいことが伝わらない、ということを痛感するも、いつもどうにか潜り抜けてきた。前回の撮影も子役が役者じゃなかったことでかなり痛い目にあった。どうにか子供を除けたり、現場で脚本を変えたりしながら~~つまり妥協の妥協で時間内に終わらす、ということがディレクターの仕事だといわんばかりに追い回され、プランなどは「変えるためにある」かのように皆が協力し、実際は「空気」であるだけの「現場」という挙動を「プロ」であることが故に擬似的にもスタジオ内に漂わせるワケだ。が、果たして、映像とはいつから映像になるんだろうと、独り意味もないことを考えたりする・・。

じつは明日また撮影がある-長短時間でこなさなきゃならない。 が、しかしだ、それはさておき、いま一番自身が対峙していることは、イベント『M退治』の文章-そしてその構成。最初はただ簡単に考えていたことも今はだんだんと成長し、なにやらどこかアンバランスな重力、みたいなモノが体内に宿っている・・。つまりやってみないことには判らない。こんなときプレッシャーを感じても無意味だろうし。自分を信じすぎるのも信仰的な馬鹿馬鹿しさだけが露呈されるだけだ。 まてよ、なんにしても「カタチ」にしなきゃならないが、いずれにせよその日はやってくる。 そこ行くとまた、「プラン通りになってたまるか・・」と心の中で呟く向う見ずなヤツがオレの中にでんと座ってやがることも、オレは知っている。

ま、やるしかねー(・・笑)