2007年1月26日金曜日

近代の宇宙物理学はホーキングをはじめとして一般相対性理論が正しいという、つまり宇宙に始まりと終わりがある(膨張して縮小する)という論理にもとづいて様々な研究を今現在も進めている(その大半が量子論に基づいたもの)。ニュートリノの発見やらビッグバンの方角やらダークマターやらいろんな仮説やら理論、そして観測はいまも日夜世界中の研究者によって続けられている。
一方、その理論の発案者であるアインシュタイン本人は当初
「膨張!? ンなこと、絶対ェありえネェ・・・!」
と、自ら生み出した論理に疑問。  「宇宙定数」 を方程式の解に用いて、膨張も縮小もしない絶対的不変な宇宙モデルを作ってひとまずホッとした。 でもその後やっぱ宇宙に始まりと終わりがあることを発見する(1920年代に100インチ望遠鏡が遠くにある銀河が遠退いていることを観測)・・・ つまり、理論のほうがあってたってワケだ。
・・で、つまり、ようするにさ、やっぱ人間って偏見の塊なんだと。 たとえ自ら生み出した論理であろうと、な~んか自分の育った環境やらなんやらの影響で気色悪いとなかなか認めること、できないワケだ。 映像なんて最たるもので、全て 「フレーム」 という四角い枠に収ちゃうし、時間だって留めちゃう。 ちょっと長かったりテンポが崩れるともう見ることできないワケだよ(笑)。画角が悪い、とか。 「これは長いヨ」って勝手に時間を切っちゃうし、角度を見やすいように整える。
人間のキャパシティーってのはじつに 狭い てことなワケだ(笑)。 俗に云う 「アタラシイモノ」 って常にこの瀬戸際にあるよな。これに気づいた奴はとりあえずのところ 「表現者」 であるのかもしれないし、世間を巻き込んだら 「天才」 と謳われる。
ただ、もうひとついえるのはやはり、表現ってのは 「事実」 よりもその、「生理」 のほうを選ぶ。 この、いわゆる、「人間生理物理学」 を熟知していないと、やはり表現はできないのかもしれない。。。  しかし、またこうも思う、宇宙生理は人間生理と相対的ではないんだろうか!? と・・・    う~無。。。