2009年7月10日金曜日

現状・・・


ここのところ、見に行くつもりでいた芝居、うっかり上演時間勘違いしたり、急な来客などで見逃してしまうことが、何本か・・。
本棚を見渡せば、買ってそのままの本が結構ある~とりあえず、そいつらを片付けようと始めてみる。

作業現状は脚本執筆と『ファラヲ』CG制作などとあるんだが、走っても走ってもなかなか力が入らなくてちっとも前に進まない夢のように、じつにスローペース。ホン(脚本)書きの現状は箱書きの「転」の部分が「承」になってしまい(笑)、さらにシーンを追加しなくてはならなくなった。こういう時、何気に浮かんだイメージを使うか使わないかで脳内で構想(抗争?)が始まる。

「果たしてこれは、シーンとして活きるのか?
 本当に適しているか? 安易な選択ではなかろうか?」 と・・

そうこうしているうちに時が過ぎ、あっという間に〆切目前となり、ドサクサ紛れに書き上げて良しとしてまう。だが今回これだけは起こらないように配慮したい。おそらく普段から書き慣れていればこんなことはないんだろうが・・。 とにかく何事も勉強と思って、内容も然りだが、自分なりの方法論を如何に掴むか、これも大きな課題のひとつである。
つまり、ワッと湧いたイメージの直感を信じつつ、それが何故なのか、如何なる発想であったのか、そしてどう作品と結びつくべきモノなのかを把握する、じつに生理構築的作業なんだろうなと。分析するか、またはもっともらしい意味を関連付けられるかが問題だ。映画の場合、始まった途端、誰が頼んだ訳もなく自ずとルールが付随されてしまう。それを上手く壊せば天才的かもしれないが、失敗すると必ず観客は退く~ちょっとした本能とか生理的なハナシなんだが・・・。とりあえず、湧いてくるイメージと如何に遊べるか、作家の力量が問われるワケだナ。 現在、ざっと半分までできている。この2週間で全部あげられたら、第2、3稿と〆切まで練れるんだが・・。なにしろコンペモノである以上、読み手にページを捲らせることが最重要課題だ。


書き終わったら低予算自主企画のドラマを一本書きたくなってきた。ごくごく日常的な設定で、特別な作業がさほどかからない作品(!?)を1本作りたい。80分くらいの長さで。 ・・そうだな、欲を言えばじっくり演出指導して撮影に挑みたい。これがいままでどの作品でもできていない。芝居演出することに確実に餓えている。 まあ、そのまえにセルフドキュメンタリーの『Air...』があったが。これはルールなんて関係なく、やりたいようにやる。映画/政治/メディア/日常/フィクション・・・、などとキーワードがいくつか浮かぶ。時間も恐ろしく長くしたいな(笑)。 誰が見るんだろう、ハハハ